Norton360が実行ファイルを無差別に消す。

ノートン先生はウイルスソフト・・・いや、ウイルス対策ソフトです)
Norton360は僕が日曜工作で適当に作ったHSPのEXEファイルを高確率で消してしまう。

Norton360を作っている会社はSONARを無効化すればいいと言う。
だが、そういう問題ではないことに気づいて欲しい。

例えばソフトを配布した時にEXEファイルが削除されたらどうだろう。
USBメモリでファイルを配布する場合もある。
その場合、USBメモリーの実行ファイルが消されてしまう。

そもそも、実行ファイルが入っている事を知らない場合もある。
添付ファイルにある実行ファイル(exe)を使うといいよ、とか言われてもハァ?ナニソレ?となる。
配布される側はNortonが実行ファイルを消してしまう事を知らない場合が多い。
これは非常に困る問題であると僕は思う。


だが、そんなことは些細な問題かもしれない。

復元機能を使うには最低5回ボタンを押さなければならない。

Norton360にはファイルの復元機能が付いているが、非常にアクセスが悪い。
まず、セキュリティ履歴に行くのが難しい。
28個の項目の中から、たった一つのボタンを探さなければならない。

ちなみに一番ありそうな『ファイルの保護』は罠で、そこからはアクセス出来ない。

ちなみに名前は『タスク』
次に『タスク』を押すと更にずらずらと15個の項目が出てくる。
ここでようやく、『セキュリティ履歴の確認』が出る。


セキュリティ履歴の確認を押すと、"最近の履歴"が表示される。
しかしそれで終わりではない。
何故なら、この状態では恐らくEXEファイルの名前すら表示されていないからだ。
"最近の履歴"を"SONAR活動"に切り替えると、ようやく実行ファイルの名前が出てくる。

選択出来る所で右クリックするとコピーという表示が出てくるが、これは罠。
テキストをコピーするだけの機能で、無関係。
実行ファイルの復元は、右側にある『詳細』を押さなくてはならない。

更に、『詳細』を押すと展開と書いてあるボタンが二つ出るが、これは罠
ここからはアクセス出来ない。
ファイル復元は下部にある『オプション』の中にある。

ファイル復元には最低5回ボタンを押さなければならない。

Norton360は迷路か?